アーティストについての悩み

【芸術家・アーティスト】と【デザイナー】の違い解説、仕事内容や職場とは?

どうも。アーティストのパトロンしてます、kotaroです。

アーティストと組んで、早7年。
様々なアーティストとデザイナーに出会ってきました。

  • 将来クリエイティブな仕事をしたい
  • 芸術家・アーティストとデザイナーの違いって何?
  • 芸術学科の大学に入ったものの、進路に悩んでいる

こんな悩みを改善できる記事を用意したので、参考にしてみてくださいね。

【芸術家・アーティスト】と【デザイナー】の違いとは?

素人目によく混同されがちな職業に、【芸術家・アーティスト】【デザイナー】がありますよね。

なぜ混同されがちかと言うと、教育機関=大学が同じだからですね。

同じ事を学んでいるならば、似たような仕事じゃないの?

そう思われても仕方ないです。
でも実際は、この2つの仕事には以下の違いがあります。

  • 仕事内容
  • 給料
  • 就職先

では、これから順に解説していきますね。

【芸術家・アーティスト】と【デザイナー】仕事内容違い

芸術家・アーティストもデザイナーも「クリエイティブ業界」の仕事には変わりないです。

ただ、仕事内容は全く違うんですよね。

  • アーティスト:問題提起するのが仕事・役割
  • デザイナー:課題解決するのが仕事・役割

面白い違いですよね。

芸術家・アーティストとは

芸術家・アーティストは、問題提起するのが仕事・役割です。

  • 冤罪で逮捕された人は地域に帰ってどのような生活をしているのか
  • 目が見えない人の「美しい」という感覚は何か
  • プラスチックゴミにより海が汚染されている

直接訴えたら、「そうだよね」という一言で終わってしまう問題・事柄を、

空間にインスタレーションとして作品で表現することで、言葉だけでなく視覚、聴覚などの五感に訴える

これがアーティストの仕事・役割ですね。

アーティストが扱う問題とは何か

アーティストが扱う問題は、アーティスト本人が刺激を受けた事柄です。

人に頼まれたことではなく、自分が興味あること

何年も数字を描き続けたり、同じ窓の写真を撮り続けたり。

誰かに頼まれたわけではないですよね?
そう、芸術家・アーティスト本人が、自分がやりたくてやっていることなんですよね。

芸術家・アーティストになる方法

芸術家・アーティストになるには、特に資格はありません。

  • 資格:不要
  • スキル:不要
  • 年齢・性別:問わず

「自分はアーティストです」そう名乗ればOKです。

ただ「アート業界で通用するアーティストになりたい」のであれば、ちょっと条件は変わってきます。
詳しくはコチラに記事に書いているので、良かったらどうぞ。

【アーティスト】現代アートの芸術家・作家になる方法【一緒に仕事して見えたこと】アーティスト(芸術家)のパトロンしてます、kotaroです。 7年ほど日本のアート業界にいますが、アーティストって本当に奇妙な生き物で...

芸術家・アーティストに向いている人

芸術家・アーティストに向いている人は以下です。

  • 考えることが好きで、いつも答えが出ない何かを考えている人
  • 珍しいものを見ると触りたく成る人
  • 自分が見たことのない世界を見たいと思っている人

いかがですか。
楽しそうですよね。

アーティストが向いている人は、「自分は他の人とは違う性格かもしれない」そう普段から考えている人ですよ。

いつも何を考えていますか?
それを他の人が見える形に表現できたら、楽しそうですよね。

デザイナーとは

デザイナーは、課題解決するのが仕事・役割です。

  • 特産品のパッケージデザインを変えたい
  • カッコイイWeb広告のバナーを作る
  • 空気抵抗が少なく、製造過程も簡単で、美しい車のデザインを考えたい

私達の生活に溢れている様々なモノは、既にデザインが入っています。
なので「カッコイイ物」「可愛いモノ」「使いやすいモノ」溢れていますよね。

生活の中で、少し困る部分を改善、もしくは減らし、生活しやすい環境を作り出す

これがデザイナーの仕事・役割ですよね。

デザイナーになる方法

デザイナーになるには、「デザイン教育」を受けていることが必須条件です。

  • デザインには「ルール」がある
  • 長方形黄金比率が基本
  • Adobe関連ソフトが使えることなど

美しいデザインを作るためには、そのコツを知らないと作ることができませんよね。
この方法を学ぶには、

大学進学

が適していると思います。
専門学校やスクールでも学ぶことができますが、大学を出ていなければ、下請けの仕事をする程度でデザイナー人生が終わってしまうかもしれません。

デザイナーが向いている人

デザイナーが向いている人は以下です。

  • 相手に喜んでもらいたい人
  • 最後まで答えを見つける探究心がある人
  • コミュニケーションが得意

デザイナーは絵が上手くなくても全然OKです。
なぜなら、パソコンが使えさえすれば、美しいアニメはいくらでも作ることができます。

デザイナーに必要なのは、相手の悩みの理由を突き詰める力ですね

アーティストとデザイナーの共通点

実はこの2つの職種、共通点もあります。

  • 賢くないとできない
  • 自分が「すごい」と思ってもらうのではない

では順に解説しますね。

賢くないとできない

「大学の成績が良い」って意味ではないです。

アーティストもデザイナーも「頓智」です。

単なる白い紙も、理由のつけ方でアートにも、デザインを施したものにもなります。
その理由は、世の中の人が気づかなかった理由で、しかも納得するもの出なくてはならないです。

自分が「すごい」と思ってもらうのではない

残念ながら、主役はアナタではないです。

  • 作品
  • デザイン

ですよね。
ここが揺らぐと、コマーシャルになっていくでしょうね。

【芸術家・アーティスト】と【デザイナー】給料の違い

では給料面の違いを見ていきたいと思います。
某研究者の方の論文や、国勢調査のデータを参考にすると、

  • アーティスト:615 万円
  • デザイナー:400万円前後

参考アーティストの給料
参考デザイナー給料

統計的には、結構高い数字が出ているのですね、驚きです。
つまり、就職すればこの程度の給料はもらうことができるのでしょうね。

フリーランスのアーティストと、デザイナーの給料は?

おそらく、アーティストやデザイナーと名乗っている8割の方はフリーランスだと思います。
アート業界で働く人は、特にそうです。

この場合、

  • アーティスト:0円から1,000 万円
  • デザイナー:0円から800万円前後

です。

アーティストは儲からないと聞くけれど

またアーティストについてですが、僕がパトロンをしているアーティストの場合、

  • アート作品の販売儲け:0円
  • アート系のメディア手伝い:10万円
  • 派遣販売:4万円
  • 講師:3万円

合計17万円/月の手取りで生活をしていました。

何が言いたいかというと、

作品を売ることができない場合、アート系の収入は得ることができません。

作品を売るのは誰かというと、アナタの先生でも、親でも、ギャラリーでもありません。

アナタです。

あなた自身が、自分の作品を売れるかどうかです。

フリーランスのデザイナーは稼げるのか?

デザイナーも同じで、仕事を取ってくることができれば稼げます。

  • ランサーズ
  • クラウドソーシング

デザイナー系の仕事は結構ありますよね。
仕事内容を選ばなければ、仕事はあります。

ただ残念ながら、人には、得意・不得意があります。

自分の得意分野が偏っている場合、仕事内容が限られるので稼ぐのは難しい場合もあるでしょうね。

【芸術家・アーティスト】と【デザイナー】就職先の違い

芸術家・アーティストとデザイナーの就職先の違いを見てみましょう。

【芸術家・アーティスト】

  • 舞台道具制作会社
  • ギャラリーなど

アーティストは、現場系の仕事が多いです。

【デザイナー】

  • デザイン事務所
  • 広告会社
  • 企画会社など

デザイナーは、企画や管理側として仕事をすることが多いですね。

仕事で関わる相手の違い

みなさんは、誰を相手に仕事をしたいですか。

僕はアーティストとデザイナーの仕事では、関わる人に大きな違いがあって、それがとても面白いなと思っています。

  • アーティスト:自分がしたいから、作品を作る
  • デザイナー:依頼があって、見合うようにデザインする

ね、面白いでしょ。
アーティストが「自由」と言われるのは、ここですよね。

デザイナーはコミュニケーションの繰り返し

近年は、Webでの仕事も増えていて、デザイナーの仕事も「コミュニケーション能力がなくてもOK」なんて書かれているサイトを見つけますが、そんなことないです。

デザイナーの仕事は、依頼主との対話の繰り返しですよ。

  • 自分が好きなモノではなく、依頼主が好きなモノを作る
  • 自分がやりたいことではなく、依頼主がやりたいことをする
  • 自分が美しいものではなく、依頼主が美しいと感じるものを作る

依頼主あっての仕事ですからね。

依頼主と対話を繰り返して、自分のプライドを捨てて、デザインの修正を繰り返すことだってあると思います。

アーティストの対話先は作品

でもアーティストだって対話を繰り返します。

  • 作品にこだわってやり直し、作り直しの繰り返し
  • 撮影依頼交渉、制作依頼の交渉、協力依頼の交渉
  • できない自分との対話

僕がパトロンしているアーティストは、いつも戦ってますね。
辛そうですが、でも作品が完成した時の晴れ晴れとした感じは、とても嬉しそうです。

まとめ

ということで、芸術家・アーティストとデザイナーの違いについて、簡単ですがまとめてみました。

どちらも出発は同じ「学科」であっても、やりたいことや、関わりたい人などによって、どちらに進むか変わってくるでしょうね。
良かったら参考にしてくださいね。

それでは、今回はこの辺で。
またね。