あなたが考えるアーティストは、どの目的タイプ?大まかに3つに分けてみました。

あなたが考えるアーティストは、どの目的タイプ?大まかに3つに分けてみました。

『アーティスト』といっても、一概にすべてが同じ括りにできるわけではありません。
作品の手法には、ペインターや彫刻家、音楽家など様々なものがありますが、アーティストが作成する目的について考えたことがあるでしょうか。

もちろん、自分が作った作品を売って、お金を得たいという、生活をするための目的は根底にあると思います。
ですがこの部分が多いに表に出てしまうと、見る人にあまり好感を抱かせません。
むしろ個人のアーティストに対して、「お金が目的のアーテイスト」というイメージを持たれてしまうことにもつながります。

自分のアーティストとしてのイメージを明確にするためにも、作品を作るための目的は、はっきりさせておきたいところですね。
私としては、アーティストが作品を作る目的は大きく考えて3種類に分けることができると考えています。

 

1.消費目的の作品を作る


一般の人に、広く受け入れられやすいのが、この分野になります。

当たり障りのない作品を、低価格で、大量に販売数方法です。

例えば、魚眼レンズで撮影した猫の写真を、低価格で販売することなどです。
誰もが手に入れやすく、誰もが共感しやすい、とてもライト(手軽)なアートと言えるかもしれません。
一般の人との感性が近い人ほど、目的にしやすい作風になります。買いやすく誰もが持つために、個人として飽きやすくなることは必須です。
新しいものに買い替えやすくなるために、消費を促すことにつながります。


2.デザインで印象を与える作品を作る


街角を歩いている時に、ポスターなどにふと目が留まることはありませんか。
派手な目を引く色彩であったり、インパクトがあるイラストを用いたデザイン、また『キモ可愛い』『イメージカラーが一致している』『使いやすい』など、人が見たとき、使ったときに、より印象深くとらえられやすい形をデザインすることが目的になります。

今ある形より、少しアイディアを加えた今より違う形、を作る方法です。

一般の人から知的な人まで、幅広い人に受け入れやすい分野です。
流行り廃りがあるのが、このデザインの分野の作品です。流行っている間については、消費は加速しますが、廃ってくると、違うデザインが求められるようになります。
常に、その時代が求めているデザインを追いかける必要があります。

 

3.考え方や価値観を表した作品を作る


歴史的な史実、普遍的な価値観や考えを、作家のアイディアと解釈で作品を作る方法です。

一般の人の中でも、日常生活の中で常に物事に疑問や関心を持ち、深い楽しみ方を知っている人に好まれる分野になります。
個人で楽しむことを目的にするよりも、美術館等で展示され広く共有されることを目的としています。
普遍的なものを多く扱うので、一つの作品が、長く深く愛される場合が多くみられます。

このように、アーティストはいろいろな目的をもって作品を作っています。
しかし作品について、すべてが受け入れられるわけではありません。
作品を見たり、コンセプトの説明を受けたりしたあとでも『理解できる人』と『理解できない人』が現れてきます。
これは作品に触れる人の、生まれ育った中で育った価値観や考え方による違いにより生じることなので、仕方がないことです。

その違いを体感するのも、アートの楽しみかもしれません。

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